橋立旅館の再生

嬉野創生機構は嬉野温泉街の新たな観光&コミュニティスペースとして橋立旅館のリノベーションに着手する。橋立旅館は嬉野温泉街のランドマークである「シーボルトの湯」のすぐ側に立地しており、80年以上前に開業した由緒正しい旅館だ。持ち主が高齢化したため廃業していたところを嬉野創生機構により借受け、8月よりリノベーションに着手している。

最初に着手したのが清掃だ。その廃棄物の量はなんと10t。旅館に貯蔵されていた大量の荷物の中には年代物の雑誌や骨董品の壺やさらには鉄下駄といったものまで発見され、文字通り「掘り出し物」といったところだ。

まっさらになった建物は、廃墟然とした様子が早変わり。歴史が刻まれた風格ある旅館に生まれ変わった。ここからリノベーションを行い、観光客や市民の交流の拠点となっていく。

9月冒頭には東京からデザイナーの田子學さんが生まれ変わった橋立旅館を訪れた。「年季入ってますね!」と驚きを隠さない田子氏。嬉野創生機構や市役所の面々とリノベーションの打ち合わせを行った。

 

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